7/2(木)、午後2時から中原区の会館とどろきに於いて、第60回川崎市学校歯科保健協議会が開催されました。あいにくの天候でしたが、学校歯科医、養護教諭の先生方をはじめ多くの皆様にお集まりいただきましてありがとうございました。
今年のテーマは、食育各論「川崎市立小中学校の食育を考える」~実践発表から今後を展開する~と題しまして、川中島小学校、菅生中学校の先生方にそれぞれの学校で取り組んでいらっしゃる食育についてご発表いただきました。
川中島小学校では、学校・家庭・地域・企業との連携を行っている様子をお話しいただきました。実際に味覚教室を行っている味の素株式会社の皆様が、 うまみについて鰹だしと昆布だしを体験させていただくコーナーを設けて下さって、とても興味深かったです。鰹だし、昆布だし、それぞれを単味で味わっても さほど美味しくないものを混ぜて味わうと大変美味しい味に変化すること、体験してみてびっくりしました。
菅生中学校では、子どもたちのお口の状態から栄養状態を憂いて、学校歯科医の岸本先生が食の講演を行ったというところが印象的でした。栄養の知識が大変豊富な先生がわかりやすく正しい食事の仕方について、知識を深めて下さいました。
また、5年連続で川崎市までおいで下さった日本学校歯科医会副会長・岐阜県ご開業の柘植紳平先生には、今年も有益なご助言をいただきまして感謝しております。
この写真は、協議中の様子です。一番奥でマイクを持っているのが私です。
明日からの、児童生徒の食育のご参考になれば幸いです。
来年度も、無い知恵を絞ってテーマを考えますので、ご参加のほどお願い申し上げます。