診察券

最近、診察券を変えました。上が古いもので、下が新しいものです。

ふと、この古い診察券はいつからこのデザインで使っているのだろう?と考えました。

診療時間が変わったときなど、若干のマイナーチェンジはしているのですが、

もともとのデザインは昭和の匂いが漂っています。

 

当院の開業は昭和37年なのですが、まさか50年近くも?

私の記憶の中ではこれ以外を見たことがないような?

 

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こちらが、裏になります。

新しい診察券は、裏の予約を書くところがシールになっていていっぱいになると貼り替えるのです。

細かい字が見えづらい方のためには、2段で字が大きくかけるものも用意しました。

 

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いやいや、思い出しました。

今では、歯医者は予約が当たり前ですが、昔は違ったのです。

 

私が小学生の頃(昭和40年代ですが)は、日が昇る前から診療室の玄関の前で患者さんが並んでいて、

7時半頃玄関のドアを開けると、患者さんが待合室になだれ込み、その日の順番をノートに書き込んでいくという、今では考えられない状況だったので す。このドア開けは私がやっていました。寝坊して遅れると患者さんに怒られましたね。あの時の坊主が今は診療しているわけなので、当時をご存知の患者さん には全く頭が上がらないわけです。

話は長くなりましたが、そのころは診察券の必要はなかったはずです。

 

ということは、当院が予約制になったときからということでしょう。

私が中学生になったのが昭和52年ですが、中学生になってから玄関を開けた覚えはないので昭和50年頃なんでしょう。

それにしても、30年以上同じデザインだったわけですね。ちょっとビックリです。