今日は、高津区健康福祉センターからの要請で、高津老人福祉地域交流センターに行ってきました。介護予防事業の一環として高齢者の皆様にお話しをしてきました。この場所は、診療室の向かいにあって、歩いて10秒ぐらいなので、行ってきたというほどではありませんね。
4年前、この事業が始まったときから私がお話しをしたあとに、実習をするというスタイルが続いています。
お話のタイトルは「加齢による口腔機能の変化」で、年齢を重ねるとお口の中にどのような変化が生じるのか?それを予防する方法と、その機能を保つよう努力をして長生きをしましょうという内容です。
今日も、熱心な皆様が参加してくださいました。満員です!
お口の健康は全身の健康に直結します。口腔ケアは長生きの秘訣!
今日は、酸蝕歯と知覚過敏を重点的にお話ししています。酸蝕歯はむし歯以外の原因で歯が溶けてしまう病気のことです。嗜好する食品に大きく作用され ます。特に「酢」、「柑橘類」は要注意です。知覚過敏も大変多い病気です。「歯がしみる!」前に予防的にしみない成分が含まれた歯磨き粉を使用して予防す ることが大切です。
グラクソスミスクライン社の中島さんも駆けつけてくれて、シュミテクト、プロエナメル、ポリデントを提供して下さいました。いつもご協力ありがとうございます!
私のお話の後は、高津区健康福祉センターの須崎歯科衛生士によるブラッシング指導、健口体操など盛りだくさんでした。
ブラッシングではあまり力を入れてはいけないというコツがつかめました。
唾液腺マッサージではたくさん唾液がでましたね!
たくさん質問もいただいて、皆さん真剣に実習に取り組んで下さいました。
ご協力ありがとうございました。