痛みがある場合、その原因を突き止めて応急処置を施し、症状を落ち着かせます。

何らかの悪い場所が見つかった場合には、ほかの場所にも同じような状況が生じている可能性が高いと考えられます。

したがって、見落としがないようにお口の中全体のむし歯や歯周病の状態などを、レントゲン写真等を併用して診査します。

検査結果をわかりやすい絵や写真でご説明いたします。
いくつかの治療方針を提示し、お話し合いで一番納得されるものを決定します。

歯ぐき、むし歯、歯の根などの診療を行っていきます。
これらの診療には時間がかかる場合があります。

しかし、長く健康を維持し、再診療を行わないようにするためには手抜きのできない部分ですから、辛抱しておつきあいください。

歯にかぶせものをしたり、歯のないところには、固定式あるいは取り外し式の入れ歯等をつくり咀嚼機能の回復を行います。
ここでは、材料によっては保険外（自費）となります。

保険と保険外（自費）の違いは、装着後の短期間では機能上の差はほとんどありません。
しかし、使用できる材料が異なるため、耐久性、見た目の美しさ、お口の中での安定性などで、保険外の方が優れています。

ここで間違っていただきたくないのは、単純に保険外のものの方が長持ちするはずだと考えられてしまうことです。
つめものや義歯が長持ちするかどうかということは、材料の差よりも手入れがしっかりとできるかできないかというところにかかっているのです。

すべての診療が終了し、見た目にも、機能的にも満足されましたか？
それではこの状態が長く続くようにしましょう。

一番重要なのが、これからの手入れです。
毎食後の歯みがきと定期健診を実行してください。

その、お手伝いをすること…それが私たちの仕事です。